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勝てると硬くなったあの一戦

センバツは大阪桐蔭の優勝で幕を下ろし、一方で各地域で春の大会が開催中。

2018年もセンバツを制したのは大阪桐蔭だった。

そしてその凱旋大阪大会で公立高校の寝屋川が大阪桐蔭を

あとアウト一つまで追い詰めながら逆転負けでジャイアントキリングを逃し

たという試合があった。

これは悔しい。

寝屋川ナインは思い出すと寝られないくらい悔しかったはずだ。

あとアウトひとつも、セカンドゴロエラーだから、こりゃ悔しい。

しかも、公立校がセンバツ優勝チームに公式戦で勝つという奇跡は

高校野球史においてもないかもしれない。

エラーがなければ、というタラレバはあり得なく、エラーも実力であり、

そのエラーを誘発しようと、そこへ打ったのかもしれない。

とは言え、セカンドの選手は俺が捌いていれば、と頭から離れないだろう。

セカンドの選手は打球が来た瞬間、「来たっ!俺のところだ」と思い、

処理すれば勝てると硬くなったか。

アウトにできないまでも、前に落としていれば、まだ次にチャンスがつながった。

寝屋川高校は公立の進学校。

公立ということは、全員が試験を突破してきたと思われる。

その中で野球好きが集まり、センバツ優勝の大阪桐蔭に堂々と戦いを

挑んだわけだ。

全国から選手を集めてきて、さらにミレニアム黄金世代として根尾、藤原という

のちのドラフト1位をはじめドラフト候補を何人も抱えて、

春夏連覇を果たすことになるタレント軍団相手に寝屋川は見事な戦いだった。

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