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必殺のけん制プレー 西武のお家芸

西武がよく見せる、連携による牽制。

このプレーはここぞの場面で繰り出すものだが、中日戦で見せたものは延長11

回二死満塁という、まさにここぞの場面だった。

 

ランナーが詰まっている状態ではファーストはベースから離れる。

それは、前にランナーがいれば、ベースを空けても自由に走ることはできないか

ら。

だから放っておいて、打球処理に重点を置き、後ろに守ることで守備範囲を広く

する。

 

こうして同時にランナーには油断が生まれる。

その不意をつくのがこの牽制だ。

 

ファーストが動いたのを見て、キャッチャーがグラブを落とす。

その瞬間、ピッチャーはファーストが入ったと信じてクイック牽制をするという

もの。

 

二塁への牽制は、どのチームも練習する。

そして西武はよくこれを成功させる。

一塁へは二塁ほど見かけない。

 

西武の見事な連携プレーとか練習を積み重ねたビッグプレーという評価がある一

方、中日の大きなミスという評もある。

 

評価で言えば、完全なミスだ。

結果論ではない。

その理由はいくつもあるのだが、それは次回、詳細する。

 

刺された細川は野球人生でこのプレーに出会ったことがないのかもしれない。

プロはすべての野球のプレーにおいてプロというわけではない。

 

野手ならほとんどが打撃を買われてプロになる。

細川はまさにそういう選手だ。

 

だから守備や走力はアマチュアにもそれ以上がいっぱいいる。

そして走塁技術についてはプロの一流からははるか劣るかもしれない。

それは集中力がない、という要素でもある。

 

プロはこういうところがきっちりできるからプロになるわけではない。

 

ミスであるからあってはならない、とするのだが、

こういうプレーが見られなくなるのは、それはそれで寂しいし、

投げる、打つ、守る、だけでないアウトの取り方や連系によるきれいなプレーと

いうのは是非、見たいので、ミスが起きることも歓迎だ。

 

とは言え、このプレーはボーンヘッドと表現してしまう理由がいくつもある。

次回へ。

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