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寝屋川高校の惜敗 イチローの決断 デッドボールはルールの中にある 今週のダイジェスト

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2018-5-13 寝屋川高校 ジャイアントキリング逃す

この試合は準々決勝なので、元々寝屋川には相当の実力がある。そもそも、甲子園出場経験がある高校だ。体つきも公立校にある、細くて小さいということもなく、しっかりした体格の選手が多い。単純に番狂わせとも言えない。案外、こういうチームが夏の大阪桐蔭打倒を掲げながら、早い段階で負けてしまうことがある。1球の怖さが身に染みたことだろうから、反省し、チームでこの点をつぶしてほしい。大阪桐蔭には情報を与えてしまった。大阪桐蔭の情報を得られたという利点よりも実力下のチームが情報を与えてしまったことの方が次戦へは不利となる。これで、王者も寝屋川に一目置くことになり、研究もしてくる。再戦があれば、ライオンが獲物を狩るように、姿勢を変えて仕留めに来る。

 

2018-5-14 高校野球で強くなるにはお金をかけること

公立高校といえど、特定の部活動が強い高校は多くある。予算を割くことで、選手を集め、指導者を招聘し、練習環境を整える。ただ、予算を割くといっても、そこは公立校。私立の強豪と同じようにはいかない。選手も限られた地域の中からのみ。指導者も練習環境も制限はかかる。予算を割き、支援者が多いことがチームを強くさせるのだが、公立校は制約がある。それでも、同じ高校生。同じ時間だけ生きてきて、同じ期間の中で青春を燃やすのは同じこと。

 

2018-5-15 イチロー茶を濁す

それなら、こんな飼い殺しはしないで、マリナーズも手を出さなければよかった。イチローもこんな飼い殺しに見える体裁に笑顔でいないで、浪人して、もっと自分を見つめ直せばよかった。浪人すれば、日本なら打診に動く球団があったろう。そうなれば、イチローにも違う感情が芽生えたかもしれない。そして日本復帰となれば、日本のファンには大きな夢を届けることになったに違いない。衰えて、ひ弱な姿を日本で見せることが良いこととはならないのだが、時勢、感情、状況では良転するかもしれない。その可能性があった方が良かった。

 

2018-5-16 デッドボールにそもそも謝る必要があるのか

ピッチャーからしてみれば、バッターボックスという広いスペースが与えられているのだからその中で離れて立てばぶつからないじゃないか。と言えるし、離れて立っても打てる技術をもつようになればいいじゃないか。と言うこともできる。この場合、かなりの高等技術が必要となり、勝負として成立しなくなるだろうが。そしてピッチャーにはぶつけた場合、塁をひとつ奪われるという罰も用意されている。この場合、体に硬球が当たって塁が一つじゃ割に合わないというバッターからの見方がある。

 

2018-5-17 よけずに当たったもデッドボールか

一方で、故意死球には注意や警告が与えられ、頭部への投球に対しては退場がある。ということは、ピッチャーの失投や抜ける球は、ピッチャーの技術の未熟としてあるまじき行為との認識があることになる。つまり、ピッチャーには自分の意のままにコントロールできなければ非を受けていいということだから打席へ向かうような暴投は、即、ピッチャーへのペナルティと考えていい。だから、避けずに当たっても、それ以前に投球自体がベース盤から外れ、さらにベース盤からかなり離れている打席へと向かうような暴投は、その時点でピッチャーへのペナルティとなる。そのペナルティの内容はボール1つが与えられる程度のものでなく、デッドボールでも何ら重くないというとだ。したがい、バッターが避けなくてもデッドボール判定でよいことになる。

 

2018-5-18 デッドボールには、 テイクワンベース程度のペナルティでいいのか

1度のデッドボールで重すぎると思われるペナルティだとピッチャーが萎縮することになり、現行、披露されている技術は、低迷することになる。バッターの打率、ホームランは格段に上がり、打ち合いの試合へと様変わりするだろう。こうなると野球をつまらなくさせるからと、デッドボールを現状のままテイクワンベースとするならば、やはりデッドボールはピッチャーの技術不足として悪と捉えた方がいいだろう。たとえ、ルールでストライクを投げろとは言われていない、ボール球を投げてはいけないとは言われていない、バッターにぶつけた場合はペナルティを受けるじゃないかというピッチャーの言い分があろうとピッチャーが糾弾され反省を促される常識が通常と思われる。何せ、ぶつかったら選手生命や人命にまでかかわる大ごとだからだ。

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