この大会のルールは3人のバッターかイニング終了までは投げ切る必要がある。とは言え、状況によってはワンポイントに近い起用が可能だ。二死からならイニング終了までワンポイントが可能だから。その感覚をもつベネズエラが優勝した。そのくせ日本戦で右打者が多かったのはなぜかは分からない。極言すれば監督の仕事はそれだけと言ってもいいくらいだ。
左ピッチャーで左打者の方が被打率が高いとされるピッチャーは、その人の特徴で左が投げにくいのだろう。左打者が立つと球威が落ちるとか狙ったところに制球しずらいとか。右に投げる球と同じ勢いでコントロールなら必ず被打率は下がる。逆に打者ではこうならない。右打者で右ピッチャーの方が得意とか左打者で左ピッチャーの方が打ちやすいなどない。
長いペナントレースになれば、右ピッチャーが多いから、左を並べても星をとっていける。代表となれば十数人のピッチャー枠に、選考対象になる左ピッチャーがいっぱいいるので、左ピッチャーが少ないとは限らない。対左打者なら多少力がなくても左ピッチャーを優先した方がいいのだ。あえて、一流右ピッチャーを選考せず、対左打者用の左ピッチャーを揃える戦略をとることが有効だ。
監督のすぐ後ろにいるスタッフが後方テクニカルと連絡し、行けそうか、の判断をもらう。こんな流れだった。ここまで来ると、判断は機械に依っているということになり、監督というポジションの意味がない。


