しかし、大阪桐蔭には情報を与えてしまった。大阪桐蔭の情報を得られたという利点よりも実力下のチームが情報を与えてしまったことの方が次戦へは苦しくさせる。これで、王者も寝屋川に一目置くことになり、研究もする。再戦があれば、ライオンが獲物を狩るように、姿勢を変えて仕留めに来る。
こうして生まれるのが三振前のバカあたりとなる。三振前のバカ当たりにも起こる理由があり、バカ当たりと三振の落差に異常な現象として記憶に残る。バカ当たりが出たら三振なのではなく、状況によってバカ当たりが生まれ、バカ当たりが出たからこそ三振も出やすくなる。言い伝えや迷信の俗語ではなく、確率に基づいた、そして考え、間を使うスポーツである野球ならではの現象だ。
システム化とは機械化というより、ミスが起きない仕組みということで、審判の存在を消すとは人間によるなというわけではなく、1人の判断に頼るな、1人の責任にするなということだ。これによると、これからも機械の導入はどんどん進み、ストライク、ボールの判定にも及ぶことになる。判定においては大事なってくるのは納得だ。この納得をプロはリプレー映像での確認という方法を選択した。これによる方法をほとんどの人が納得をしている。


