もうひとつの理由が大事なのだが、ここがあまり野球の理屈として聞かされることがないと思われる。セオリーとはなっていないのだ。それは、盗塁をする気がないならリードはいらないということだ。いわゆる第二リードで十分だし、第二リードはリードを大きく取った場合とそうでない場合とで変わらない。できるだけ大きなリードをとってもピッチャーが投げてからとる第二リードは限られる。第二リードで出られる距離は決まっているのだ。
ホームランを打った選手にインタビューに行くと、「すみません、ちょっと一服さえて下さい」と気持ちを落ち着けるためにたばこを吸いに行くことをリアル実況で伝えていたことがあるし、六大学野球では試合中、ベンチ裏で選手たちは煙を立てていた。それがグラウンド内にまで漂って来ていたこともある。
2026-6-28 ランナーを気にしながらグラブの先っぽで後逸
たとえ、ワンバウンドの、捕りにくい球だとしても球種がわかっており、自チームの投手の球の質を知っているキャッチャーは止めなければならない。さすがにベースより手前でバウンドするような球はピッチャーの技術が甘いか、調子が悪い。ピッチャーとしては不本意な一球だ。それでも、キャッチャーは手が届き、体が追いつく範囲なら止められる。


