攻撃側はそこへ、代打を出すか。それともたとえ点が入らなくても、ピッチャーを引っ張って失点が少ない方がゲームを作りやすい、と考えるか。守備側はピッチャーへ回る前にランナーを溜めてもいいだろう、という配球をする。ランナーがいれば、ピッチャーへ回るまでは深く守る。ピッチャーへ代打が来れば、あいつかあいつを用意しておく、など。どれも消極作戦と言える。つまり、そこが一服、という理由だ。
落合が中日監督時代、ロッテとの日本シリーズ、両チーム首脳とNPBとのルールや運営についての事前ミーティングで7戦全て引き分けだったらどうするのか、という質問をしたことがあった。勝負を預かる指揮官としてはいろいろなことを想定して戦略を練るのでそういうところまで配慮するのだろう。いかにも落合らしい、発想だ。ただ、ここまでいくと難癖だ。
2026-6-8 1点獲るか、アウトを増やすか フィールド外の選手の力
ランナーの背中でプレーが行われていて、ボールがどこにあるかわからない時に出す指示が大事になってくる。幼少期の野球から、この指示を出すことを教えられるものだ。キャッチャー後逸の時の指示はほとんどが無駄なものだ。ただ、先述したボールの行方を見失って躊躇している時などに有効となるので、全てのプレーに指示を出しておくということが、全てに賄えることになってくる。


