2026-8-23 PLに並ぶ4度目の優勝 智弁和歌山 再録
松井が一年生から名門・星稜で4番を務め、日本一のホームランバッターに成長したのに甲子園通算は4本だ。甲子園通算ホームランが清原13本で2位の桑田、元木、中村が6本と、倍以上の差がある。清原の数字とは大きく差があるのは、ずっと甲子園に出続け、そして甲子園でも勝ち続け、なおかつ量産して13本という数字になる。甲子園に出続け、甲子園で勝ち続けなければいけないことから、ホームラン記録という個人の記録でありながら1人の力だけでもダメということになる。仲間に恵まれなければだめということ。トーナメントであるため、負けるとそこで終わってしまうから。プロはリーグ戦なので負け続けようと同じだけ試合ができるので、個人としての才覚でホームランの数をのばすことができる。
この落胆は負けたくやしさ、目標に届かなかった悔しさ、はあると思うが一番はもう高校野球ができないという絶望に思われる。そしてこの仲間での野球が出来なくなるという現実。そして二年生以下はもう先輩と野球が出来ないという寂しさ。これがゲームセットと同時に襲ってくる。
この記録は大谷の出現で意味のないものになった。比較ができないからだ。したがい、それまで記録として認識されていたものが抹殺されてしかるべきものとなった。これからはピッチャーのホームラン記録というものはないのだろう。あるとするならば、登板時にどれだけ打ったか、その打率は、ホームランは、打点は、ということになる。


