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清宮争奪戦本格化 2億以上から500万減俸の柳田など 今週の出来事

【巨人】早実・清宮を超密着マークへ…岡崎新スカウト部長が宣言

岡崎スカウト部長は、「野手では久々に清原、松井に続くホームラン打者になり得る素材」

としているが、

そういう選手は競合だろうが、高卒だろうが、リスク承知で獲りに行くべき選手という位置づけになる。

 

清宮は、高校時代の松井の打ち方に似ている。

踏み込んでいって、コンパクトスイングでも

持ち前のパワーとリストを効かせたスイングでオーバーフェンスさせる。

 

高校野球レベルのピッチャーなら、体重移動やステップなど体を動かすことなく、

できるだけひきつけても打ち返せる。

ホームランを狙うような大きなスイングでなく、

コンパクトなスイングでも、そして多少詰まってもオーバーフェンスさせる。

 

秋の東京大会で左ピッチャーのスライダーにまったく合わず、

5打席三振している不器用さも松井に似ている。

 

松井も高校からプロ数年は、不器用な打ち方で、”ひどい”と表現できるほど

不器用な打ち方だった。それでも一軍で主力を張れたのは、飛び抜けたパワーがあったから。

清宮も苦労する部分がありながらも、少しずつ慣れながら不器用を克服していくタイプに思う。

 

ホークス柳田初ダウン タイトル取っても

タイトルを取ったからというのは本来関係ない。

チームがその選手に期待する働き、チームの勝利にどれだけ貢献したかが年俸に影響する。

 

契約にタイトル獲得が盛り込まれていれば、話は違うだろうが、

そんなことをすればタイトルをとるためのプレーを意識してしまい、

試合の状況による選択すべきプレーをしない可能性があるので、そんな契約できない。

 

タイトルというのは、あくまで勝利を目指したプレーの結果の産物に過ぎない。

結果、タイトルという面で

他の選手の後塵を拝しても、チームが勝つ働きをすれば、タイトルなど関係ない。

タイトルなど自分のベストを尽くしてプレーした結果、

他の選手が数字でそれを上回ってしまえばそれまでだ。

ベストを尽くし、勝利を目指すことが優先される。

 

もともと高い年俸をもらっている柳田は、ダウンしたといっても評価は高いということになる。

それもたった5百万。

 

ただ、柳田のタイトルは出塁率だ。

柳田にビビった相手投手が四球を連発していた。これは価値がある。

 

V逸は、選手の責任ではなく、首脳陣の責任であり、V逸だからダウンなのではなく、

前年に契約更改した際に、その年俸に見合う働きがどういうものかを球団と確認し合い、

今季実践できなかったからこうなった。

これが数千万の選手だったら、大幅アップだ。

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