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球春の到来とともに終戦の宣告

本日、東京は快晴。

春まっただ中の今まさに野球シーズン到来。

 

そんな中、

私が所属するチームが2013年シーズンの決勝戦を終えた。

 

私のチームは高校野球部OBで結成されている。

 

選手全員が同じ高校の野球部OBのため

全員が先輩、後輩もしくは同期で、かつて同じ釜の飯をくった仲

ということになる。

 

その歳の差、最大50歳くらい。

じいちゃんと孫といってもいいくらいの差だ。

 

一番下は20歳くらいで上は70を超える。

(さすがに大先輩はベンチ入りするだけで試合には出ない。)

 

決勝の相手も高校野球部OBで結成されており、

何度か甲子園にも出場している東京では名の知れた野球強豪校だ。

 

前半3回まで6点差をつけリードを奪っていたのだが、

終盤、投手陣がつけ込まれ、8-7のスコアで敗れた。

 

3年連続決勝進出中の我がチームは、2年連続準優勝という

まことに悔しい結果となってしまった。

 

この敗戦を受け、

我がチームもここで発足7年程が経過し、

チーム内の補強、体制変更など新しい流れが必要な時期が来たことは間違いない。

 

前半の6点差を逃げ切れないのだからリードをどう守りぬくか、

トータル7回くらいの戦いをどうつないでゲームメイクするのか、

チームの色をチーム全体で確認し、その方向で各自が動き

チームを勝利に結びつけるという意識をつくりあげることが必要と感じた。

 

2年ほど前、発足5年ほどが経過したとき、

ひとつ区切りがつけられ、前監督の勇退が発表された。

 

前監督の中島さんは、

チーム発足にあたり

メンバー集めと道具を揃えるところから始め、

OB会への援助要請、選手起用、スケジュールの大案など

仕事のかたわら大変な功労があった。

 

選手全員同じ高校野球部出身という大所帯の大先輩や若造をひとまとめにし、

特に選手の起用法には先輩と後輩のはざまで気を使って苦労したものと思われる。

 

中島前監督の発起にともない50人を超える大所帯のチームが出来上がった。

 

そして今回はそれから2年が経過し、

メンバーの固定化を避け、チーム内の競争とレベルアップの意識をもたせ

さらにたかみを目指すという時期に来たと私は思っている。

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