あたたかくなり、競馬ではクラッシック2レースがすでに終わり、

春競馬が盛り上がっている。

先週の皐月賞に勝った馬は

豪快に差し切り強い競馬だった。

その皐月賞馬にすでに2歳時に勝っているという桜花賞馬。

この桜花賞馬にはサラブレッドとして生産者の渾身の傑作という

イメージを抱かされる。

ハープスターは今後、どの路線で行くのか。

3歳時にもう凱旋門賞に挑戦するプランが進んでいるとか。

時代の申し子としてあらたな道を切り開くか楽しみだ。

その凱旋門賞で過去２回２着に入り、

昨年の有馬記念では引退レースにもかかわらず

他を圧倒したオルフェーブル。

こちらも傑作だ。

オルフェーブルの最初の凱旋門賞。

そんなに日本馬に勝ってほしいと思っていない私だが、直線は興奮した。

馬なりで先頭に踊り出る姿は風格と気品を感じさせ、鳥肌がたつほどだ。

直線は楽勝とさえ思ったけど。

敗因は、

外枠の不利は確実にあっただろう。

それを跳ね返すほどの直線入り口の手ごたえだったのだが、

一頭になっと時はソラを使うように走る気をなくしたようだった。

コースどりも

内を選択したと言うよりはササッたように見えた。

ジョッキーは右ムチにもかかわらず、内ラチ一杯までコースを変えていたから。

大外枠→終始外めの位置取り→大外まくり→深い芝→大外から最内までのコース変化→最後は内ラチにぶつかる

内ラチにぶるかり止まっているようにも見える。

かなり脚をつかってしまったことも最後影響したかな。

と誰でも言いそうなことをならべてみて、

一頭だけ持ったままであっという間に抜け出したにもかかわらず、差し返されるなんて

見たことないレースだ。

最大の敗因は、

一頭になったとたん気を抜いたんだと思う。

もう少し仕掛けを遅らせられれば・・・

早め抜け出しで押し切るにはしんどいレースなんだろう。

ディープもそうだったし。

そんなやんちゃが垣間見えるオルフェのちら見。