今日は週に一度の野球以外のスポーツネタを。

競馬の話題。

競馬はスポーツじゃないけど。

 

次の日曜日は天皇賞。

春は3200mという長距離戦だ。

 

昔は秋も3200ｍだったそうだが、

今、秋は2000mの中距離戦として定着した。

 

馬には距離適性というものがあり、

3000mにも及ぶ距離は長距離となり、

この長距離を得意とする馬をステイヤーと言う。

 

人間にも短距離得意と長距離得意があるように

馬にも、長距離は長距離が得意な馬が安定して勝つことが多いのだ。

 

逆に長い距離から短い距離は割と対応するもの。

 

しかし、あまりにも短い距離はスプリンターと呼ばれる、これまた専門の馬が

強いという特徴がある。

 

ステイヤーといえばこの馬ということで、先週の競馬番組で特集していた。

 

メジロマックィーンとライスシャワ-という私が競馬に一番勤しんだ頃の

名ステイヤーが当然のごとく1，2位を占め、

その他ディープ、トップガン、オペラオーが続いた。

 

その天皇賞。
昔で言う８大競走のひとつだ。

 

最近は馬券をめっきり買わなくなった私も、８大競走くらいは馬券参加する。

 

天皇賞で印象に残っているのが

一昨年の秋のレース。

 

割と速いペースの中で

前目の位置取りをした私の本命馬。

４角手前でこりゃ差されるなとあきらめた。

 

勝った馬の直線はすばらしかった。

 

3歳馬が注目を集める中、

かつてのダービー馬がその実力を見せ付ける姿は爽快だった。

 

そしてレースよりも私に強いインパクトを残したのが、

天覧競馬となったこのレースで勝利騎手・デムーロの敬礼だった。

 

ウイニングランの時から、手で、しきりに輪を作り、観客席に訴えかけていた。

私は、これは日の丸を意味してるのかなと思い、

きっと最後に両陛下に対して何かするだろうと観ていた。

すると、跪き敬意を払うという行動をとりだした。

 

ジョッキーとしては危険な行為だそうだが、

その姿に私は感激した。

 

同時に

私も両陛下に敬意を表しながらテレビ中継を凝視し、

またデムーロに対しても尊敬の念を抱くことになった。

 

最近では隣国の元首が侮辱ともとれる発言をし、

憤慨させらるが、

この

国と文化を敬う気品ある行為に晴れ晴れとさせられた。