・キャリア2戦でのダービー馬誕生1996
サンデーサイレンス旋風が吹き荒れる中、サンデーサイレンス産駒ではないフサイチコンコルドが
わずかキャリア3戦目で戴冠した。
ダービー史上最短キャリアでの優勝は音速の末脚と評された。
私の自宅で友人数人とこのレースを観戦し、競馬無知の友人が的中させたことをよく覚えている。
・評価されないまま2冠1997
伏兵として皐月賞を勝ったサニーブライアン。
ダービーでも人気を集めることはなかったが、皐月賞同様逃げ切り、2冠を達成してしまった。
人気を集めたときの逃げはどうなるのか、その後の走りが見てみたかった。
・武豊初の栄光1998
数々の記録を塗り替える稀代のジョッキーもこの年までダービーには無縁。
サンデーサイレンスにそっくりな風貌の大本命スペシャルウィークでそのチャンスを見事生かした。
その後、武豊は現在までダービー最多勝の4勝。
盾男の異名をとった武豊はダービー男でもあるわけだ。
この世代は豊作だった。
当時獲得賞金世界一スペシャルウィーク、
4歳ジャパンカップ制覇、凱旋門賞2着エルコンドルパサー、
オールスターレース3勝のグラスワンダー、
これに1世代前の伝説のスピードスター・サイレンススズカ、
マイル戦無敵のタイキシャトルを加えた戦いは熱かった。うん。
思い出のダービー。
今週はダービーウィーク。