陸上短距離の黒人選手は、ケツがプリッと上がっている。
そのため、猫背の選手はいない。
というより、黒人で猫背の人っていないんじゃないか。
この骨格、この体の構造が走る行為には、適しているのだろう。
チーターのようなハンターの動物も背筋のラインからおしりの方は、
上を向いている。
このメカニズムは、
私には解説できないが、きっとそうである。
前につんのめりそうに歩くのだ。
つまり、推進力が増すと考えられる。
そして、黒人の筋肉質の体とバネ。
これにより、陸上短距離は黒人の独壇場となる。
バネは、ひょっとしたらあのケツが上がる骨格に関係があるのかも。
運動能力に劣る日本人は、ケツがプリッとしている人は少ない。
最近、二人見つけた。
一人が、錦織だ。
テニスプレーヤーとして身長の低い錦織も
この体型を獲得したことが、世界で戦える基礎となっているのだろう。
もうひとりが、
香川だ。
香川も体が大きくない。
海外の屈強な男どもの中に混じると、
華奢に見える。
しかし、このケツが上がった体型が、瞬時のスピードを生み、
特有の技術と相まって、活躍できているのだろう。
同じく、サッカー界からは、中田が
これらの体型とちがうが、背筋の伸びた体型をしていた。
中田は、芯がしっかりしていたのだと感じる。
今でいう体幹というやつだろう。
芯がしっかりしているため、
当たりに強く、日本人では最もフィジカルの強いサッカー選手だった。
中田の代名詞はキラーパスだが、
最大の武器はこの体の芯の強さだ。
野球選手でケツがプリっと上がっているのはよくわからない。
ダボッとしたユニフォームのせいだ。
テニスやサッカーのように短パンを履いてくれればおそらくいるのだろう。
いやっきっと大勢いるはず。
なにせ、ケツの大きさ、下半身の充実は、野球選手の条件だからだ。
一昔前は「野球選手はケツで買え」と言われたくらいだ。
ヤクルト・小川は、そんなケツだ。
巨人・沢村もでかい。
言いだしたら、いっぱい出てきそうだ。中田、筒香、平田・・・
まだまだいる。
バーフィールドのケツは異常に上がっていた。
さらに、この体型の話を次週につづけよう。