人生を賭けるかのごとくアマチュア選手。
柔道世界大会の日本の活躍
がよかった。
古賀は、A代表に選ばれながらも、
「目標は春高バレーでの優勝、日本一」
と言い切っていた。
剣士と剣道連盟の姿勢もすばらしかった。
→『剣士たるもの 横綱の品格』
バレーボールでは、全日本のセッターを21歳で務める
宮下の決意も鬼気迫る。
セッターは、長く続けられるポジションであり、
これまで、中田や竹下と名選手が、日本代表を支えてきた。
司令塔といわれるポジションなだけに
味方選手に指示を出すため、年上の選手が務めることが多い。
先日の大会中に21歳になった宮下は
チームでは年少になる。
先輩に指示を出すことが憚れる年齢だ。
そして、
「セッターが変わったから日本が弱くなったと言われるのが怖い。」
竹下という偉大な選手を超えなければいけないという
大変なプレッシャーと戦わなければいけない宿命を背負った。
これらを克服するために
自分の性格まで変えて、宿命を受けいれた。
「バレーボールに人生を賭ける」
と決意した。
前歯を折ってもプレーを続けたという話は
有名だ。
古賀や宮下、若返り最中の日本女子バレー。
女性のスポーツとしては、
古くから日本には定着しているバレーボールは、
それゆえ、
代表チームとしては、勝たなければいけないプレッシャーがある。
人生を賭けるがごとくアマチュア選手。