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人類最大イベントワールドカップが終わって 今週のトピックス

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終わってしまうと早いもので、ワールドカップの熱狂もあっという間に過去のものだ。

この場ではクロアチアに早くから期待し、見事決勝までは進出したが、

ワールドカップには手が届かなかった。

でも、実力負けというほどのものではなかったように思われる。

 

ヨーロッパチームは強豪ばかりだったことが印象強い大会だった。

4強は全てヨーロッパ勢だったし、

かつては強いといっても優勝するまでにはいかないだろうと思われた国々が、

もう優勝してもおかしくないところに来ている。

クロアチア、ベルギー、スウェーデン、スイス。

あのイタリアが出てこられないのだから当然か。

 

日本は2点をうまいこと獲りながら、守り切れないところは実力差であり、

世界の強者にねじ伏せられた格好だ。

楽しませ、善戦といえるが、それまでだ。善戦にすぎない。惜敗ではない。

弱いのによく楽しませたね。こんなもんだよね。ってこと。

コロンビア戦の開始直後のハンド一発退場というラッキーのおかげで、これが全てだった。

 

フランスの試合はよかった。

アルゼンチン戦、ベルギー戦と、とてもおもしろい試合だった。

ベルギー戦は両チームともファールが少なく、スピード感のある好試合だった。

役割をもつ選手が、それぞれ仕事に徹した優勝という印象。

19歳エムバペがペナルティエリア付近で前を向いてボールを持った時の脅威。

メッシを徹底マークしていたカンテ。

自分の持てる武器や特徴を発揮してチームに貢献しようとすることがチームスポーツの美しいところ。

それぞれの特徴を融合させることがチーム力を向上させる。

 

ワールドカップにかける選手の人生観と国民の期待に応えようとする意気込みに心を動かされる。

 

ワールドカップやオリンピック、高校野球といった、

それまでの長い努力が一瞬で明暗別れてしまう人間ドラマがたまらなくおもしろい。

 

100者100様のドラマがあり、王道、回り道、挫折が伝えられ、見ている側は自分の人生に投映する。

勇気をもらうとか、元気をもらうと表現するが、自分がどう生きたらいいのかを見つめ直させてくれる。

気づきも多い。スポーツの存在意義はここだろう。

 

たかが、ボールの蹴りっこに笑い、喜び、泣き、落ち込み、抱き合う。

スポーツの美しさ、戦いのおもしろさは人生そのもの。

この事実を考えただけでぞくぞくしてくる。

世界中の異文化の人達が、自国を応援する気持ちは一緒であり、

この精神が全世界の人の毎日の生活の中に常に宿っていれば、平和が達成される。

スポーツが人々の気持ちを豊かにし、優しくし、平和をもたらす。

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