先週開催されたゴールデングランプリ陸上の日にこんなことを記した。
2020-8-23 短い脚を利用して、カーブをうまく走る日本陸上 今週のトピックス
先週の大会で100メートルは日本のトップ選手が終結したが、桐生が制した。
人類最速を決めるのは100メートルと認知されている。
陸上の花形は100メートル走だ。
先週の結果から桐生は日本人で最速の男ということになったわけだ。
桐生は200メートル走はやらない。
やらない理由は得意な種目に集中することと体が小さいので200メートルがもたないことにある。
200メートルでの将来性が見込めないので、そちらに力が分散されないよう、100に集中する。
長い距離を全力で走る場合、体重が軽いと、ゴール前に体が浮いてしまい、タイムが極端に下がる。
浮くというのは、体が大きい人に比べ、体重が乗らないという意味だ。
短距離の選手は筋骨隆々の選手が多い。走ることには必要ないと思われそうな上半身の筋肉も鍛えている。
それは、スリムになると、スピードに乗ることができないからだ。
だから、野球選手とサッカー選手で50メートルくらいまでは同じスピードだったら
後半、野球選手の方が体重が多い分スピードに乗り、100メートルを競えば野球選手の方が速い。
ところで、ジョギングを趣味とする人は増えた。
同時に、マラソンを趣味とする人も増えた。
100メートルを趣味にする人というのは聞かない。
100mを趣味としたらタイムを意識することになる。
マラソンもタイムを意識するが、ジョギングを趣味とすれば、さほどタイムにこだわらない人は多いだろう。
ゆっくり100メートルを趣味とはしないわな。
ゆっくり100メートルを移動したらそれは一般の生活だ。
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