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一昨日の、日本代表とソフトバンクの試合で内川が普段味方であるソフトバンクの選手と
接触して、怪我をした。
右肩打撲ということなので、大事には至らないのではと思われる。
このプレー。
バント処理をした小林は、捕ってから2塁は明らかに無理。
だが、1塁は余裕がある。そのため、ボールを拾ってからゆっくりとステップをしっかり踏み、
上から強い送球をした。
ところが、送球が低めに行ってしまった。
この辺は、普段使っている球と違い、滑るとか縫い目の山が違うとか同じ球がないとか
いわれるWBC使用球の影響だろうか。
低めに行った送球に対して、受ける内川は、もっと下におじぎしてくると思ったのだろう。
ショートバンドするかもしれないくらいに感じたのかもしれない。
ところが、小林は強肩だ。
本気で投げた時の球は、速く強い。二塁へ送球する時でさえ、二塁ベースカバーの野手のグラブへ
ズドンと収まるような鉄砲肩の持ち主。
内川の予想以上に速く強い球は、おじぎすることなく、内川へ向かってくるので
自分への到達が、予想より早く、グラブを出すのが遅れてしまったようだ。
あるいは、もっと下に落ちると思った送球がそのまま落ちずに来たので、
グラブの位置が低すぎて、球がグラブの土手に当たってしまった。
こういうことは、野球をやっていれば皆、経験するだろう。
予想以上に速かったり、キレが良かったり、伸びのある球に、グラブを出すのが遅れてしまうこと。
これで、落球するとちょっと恥ずかしいものなのだ。
低かったとはいえ、正面に来ている球なのだから捕球する方は捕らなければいけない。
恥ずかしいプレーをしてしまったプロの内川は、取り繕おうと球を拾いに慌ててしまった。
はたから見ていれば、落球時点でもう間に合わないのだから拾いに行かなくても良いのだが、
転がった球をすぐに拾えると感じ追いかけてしまった。
3塁にランナーがいることも慌てさせる要因だった。
小林が良い送球をすれば、こんなことにならなかったという見方の人もいるようだが、
低く行ったとはいえ、相手の正面にノーバウンドの球を投げた小林に責任はない。
小林の球が予想より強く、内川が下手だったから。
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