阿部はいい辞め方だ。
プロ生活19年ということは、今の20代後半くらいの人達が物心ついた時に
球界の中心人物として活躍していたということだろう。
ということは、今、プロ野球選手になった多くの選手も、子供の頃から阿部の
プレーを見てきたと言うことになる。
それゆえショックは大きいが、大きいからこそスターの辞め時としてはいい。
ここでチームが優勝し、花道とするにはここが最適だろう。
黒田は最高だった。辞め時についてはいつも口にしていたが、
ローテーションピッチャーとして2桁を勝ち、チームを優勝させ、身を引いた。
見事な引き際だった。
古田と由伸は、球団からの監督要請に翻弄されたという印象が強い。
監督でなければ、もう少し、集中してやりたかっただろう。
監督就任で引退は、スターのキレイな辞め方とは言えなかった。
最悪なのが松坂。
何年、すがりついているのだろうか。来季も中日は大減俸で契約の意向とか。
ここまでみっともなく続けていては、引退する時に涙もありはしない。
イチローも晩節を汚した。
ヤンキース時代の途中から、あのイチローとは思えないほどひどい打ち方になった。
あの状態で続けているのは、過去が華々しすぎたため、見るに堪えないものだった。
ただ、続けていなければ、安打数世界最高の記録は生まれなかった。
その1点でだけ、救われる。
稼頭央も同様だ。外野転向などと、あがいてしまった。
ゴジラ松井もとっくに終わっていた。ヤンキース追放のあとは、日本でプレーしたら
良かった。復帰して、1年様子を見て、ゴジラでないのなら、辞めればよかった。
スターは引き際が大事。
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