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ボール交換 1試合130球

高校野球では攻守交替の際、マウンドへボールを置く。

最近は丁寧にプレートに置くようになったが、以前は転がしていた。

アマチュア野球では多少汚れても、同じボールを使う。

 

プロも昔は三振で攻守交替の際は、土のグラウンドでもキャッチャーはマウンドの方へ転がしていた。

今ではプロは攻守交替で必ずボールを取り換えるし、ワンプレー終わるごとに換えるほどだ。

土のグラウンドではほぼ、ワンプレーごとに換える。

投球がスローで再生されると、高校野球は汚れているボールがよくわかり、プロは真っ白だ。

 

ただ、昔はプロも前述のように三振時はキャッチャーが転がしていたし、内野ゴロでチェンジなら

ファーストが相手ランナーコーチへ渡していた。

ピッチャーが打席で三振した場合は、キャッチャーが捕球した球を次の回にマウンドへ

向かうことになるその打者であるピッチャーへ渡していた。

ということは、次の回もそのボールを使うからということだ。

 

今は、投球がワンバウンドした瞬間に交換する。

少しでも土がついたらボールを交換することになる。

最近のプロが使用するグラウンドのホームベース付近の土は固く粗いので

ボールにこびりつくような汚れとはなりにくい。

それでも少しでも汚れるようだと交換するものだ。

 

ピッチャーは仕事であり、プロであり、生活や命がかかっているので神経質になる。

ボールと指の間に一粒の、目でははっきり分からないような異物が挟まっていても

指のかかりは違い、球威は違い、回転は変わり、コントロールは狂いかねない。

1試合で使うボールは130前後らしい。

明日へ続く。

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