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必要とされるプレーに支障をきたすので捨てる 再録

ハイレベルの勝負を勝ち抜くにはケガと隣り合わせの体を作り上げなければいけ

ないのでスポーツの勝負にケガはつきものなのだ。

ケガをすることが宿命と言える。

ケガをしないことも含めて実力だ。

2026-6-17 何もしないことも野球のため 再録

 

原が炎のストッパー・津田の真っ直ぐをファールして手首を骨折したとされた。

ファールを打っただけで骨折なんて、巨人の4番のそんなひ弱さにマスコミから

非難され、ファンは落胆した。

原は、あまりに偉大すぎるONと比較され続け、チャンスに弱いと現役中、非難

の的となり続けた。

 

しかし、当時、公式記録ではなかった勝利打点に原はいつもトップクラスであ

り、公式となってからも勝利打点王に何度か輝いている。

勝利打点は勝利を決める打点という意味だから、一般的には勝負強い称号だ。

 

通算ホームランも400本近く放つことになるほどなのに、ランナーを置いて内

野フライを上げてしまう印象が強く、チャンスに弱いとされた。

また、巨人の4番だからこそ、そう見えてしまい、巨人以外だったら、または

ONに代わるヒーローと期待が大きくなければ、そのチームに燦然と輝く大打者

だ。

 

あの骨折も、あの一球だけで骨が折れたわけではなくその前から原はケガを抱え

ており、あのスイングが悪化させてしまった形だ。

原はこのケガ以降、それまでのグリップの握り方ができなくなり、ごまかしのバ

ッティングを続けることになったと言っている。

 

さらに野球選手の場合は野球選手特有の体つきのためケガをしやすいということ

がある。

野球選手特有の体つきとは、まずでかい体ということ。

 

パワーが有利に働くことが多い野球という競技では、脂肪をもつきようが、体を

でかくする選手が多い。

 

サッカー選手は、1試合の走行距離が10数キロに及ぶほど走る力が必要だ。

そのため体脂肪率を落とす。

または、脂肪がつきにくい。

引退したら太ることが多いのは野球選手同様だ。

 

サッカーには接触プレーがあるので、体のでかさや強さは武器になるシーンがある。

それを手に入れるために走る体を損なっては、本来必要とされるプレーに支障を

きたすので、そこは捨てるところとなる。

 

野球は走る能力が損なわれても、パワーを身に着けるプレースタイルを選ぶ選手

は多いのだ。

 

野球選手は1試合の中で本気で走る距離も時間もたかが知れているし、脚以外の

特徴を必要とするシーンは数多くあるから。

サッカーの場合はボールは足元にあり、走るということが大前提になるのだ。

 

走るということで野球選手に必要なことは短い距離を瞬間的に速く走ること。

そのために必要な体では、長距離を速く走ることはできない。

野球選手で長距離を速いタイムで走ることができるようではダメなのだ。

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