大谷が通算300本のホームランを超え、史上5位のスピード記録だそうだ。
ピッチャー専任の試合を除くものとされている。
ピッチャー専任の試合を除くということは、打席に立たない試合は除くということ
なのだろう。
ピッチャーとして打席に立つ試合も、最近ではいわゆる大谷ルールがあるものの
かつては途中交代も多かったことだろう。
そうすると、打席の制限があり、本数を重ねるスピードを目的とした場合、不利
に働くことになる。
また、ピッチャーをやるシーズンはピッチャーとしての身体づくりを考慮するので
打者としての起用にも配慮がなされる。
ピッチャーをやらない時は常に打席に立つ、というわけにはいかない。
休みをつくる。
また、投げることが頭にあれば自制もされるだろう。
一方、大谷は成熟してからリーグ入りした。
日本で鍛え、実績を残しての渡米なので、全米ドラフトで入団した選手のルーキー
イヤーとは明らかに立場が違う。
これはMLB所属の日本人選手のほとんどに言えることだ。
野茂やイチローが新人王と言われても、実感がない。
成熟してからの打席数を比較させてもらえるので、この点ではスピードは速くなる
のが当然だ。
大谷ほどの飛距離と打球速度を目の当たりにしてきた我々にとって史上5位と言われても
全く驚かない。
驚くのは誰も予想していなかったほど、ここまでの打者になったことだ。
ピッチャーとしての打席制限と成熟してからの数という不利、有利を相殺したと
したら、5位も遅いくらいか。


