野球で一番大事なのはピッチャーで、ピッチャーが勝敗の100パーセントを握る。
これだけ一つのポジションに比重がかかる団体競技はないだろう。
当然、チームで一番うまい奴がピッチャーをやることが多くなる。
プロ野球選手でそれまでの野球人生の中でピッチャーをやったことがない、という
ことはまずない。
だから他はそれ以下となることはよくある。
ピッチャーを見ればそのチームの程度がわかる高校野球。
ピッチャーはレベルが高いが、その他の選手のレベルが低くなってしまうという
ケースは高校野球にはよくあるのだ。
いいピッチャーでも勝てないチームはあるが、低いピッチャーで勝てるチームはない。
ピッチャーのレベルが低いのにチームが強いということはあり得ないということ。
1985年に阪神が日本一になった時は打ちまくった。
初めて打撃で優勝したチーム、とも言われるほどだった。
それでもプロのピッチャー陣だ。
プロのベストピッチはプロの打者と言えど打てる可能性は低い。
バッティングの本質は甘い球を打つ、狙い球を逃さない、失投を打つ、だから。
ところが、高校野球の低いレベルのピッチャーのベストピッチは強豪校打者にとっては
最も打ちやすいということが多くある。


