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前田の怪我のリスクやプロ野球柵越えに意味あるか?など今週の出来事

おもしろい取り組みだ。

世界最高峰のクラブリーグに日本が参戦! 「スーパーラグビー2016」2月下旬に開幕!

このように他の強いリーグに日本のチームも参加したらおもしろい。

 

ソフトバンクは主力だけ他のリーグに参加して

控え組が日本リーグにも参加して

足りない部分をお互いに補充し合うことができればいい。

 

ソフトバンクは1強時代で日本では敵がいない。

他のチームはスーパーエース2枚を抱えなければ

ソフトバンクに抗えない。

 

このように他リーグへ参加できる仕組みができれば

日本人プレーヤーのあらたな目標ができ、

MLB移籍が頂点という意識が少しは変わるだろう。

 

 

こんな記事を目にした。

前田健太は他の日本人投手と違う!投げない調整、中5日でMLB向き?

 

記事の記者は高校1年から前田を見続けてきたと言っている。

だからこそ書ける記事がある。

しかし、そのような特有の内容はこの記事からは感じない。

 

1年から見続け、MLB移籍を果たし、グッとくると言っているが、

どうもそれほどの充実感を文章からは感じない。浅い印象だ。

 

前田が日本時代、中5日が多く4日で投げることもあり、

他の日本投手よりMLBの習慣に適応しやすいだろうと結論しているが、

ダルや田中にも同じことが言え、

前田が順応度が高く、怪我のリスクが低いとは言えない。

 

話は変わるが、

高校1年から見ているということで思い出すと、

前田は、3年夏の最後の大会で無念の敗退により泣き崩れた。

 

チームが連戦を懸念し、エース前田温存に動いたが、

この作戦が裏目に出て、準々決勝敗退となったのだ。

 

1年生から甲子園で投げてきた前田は

最後の夏、登板の機会に恵まれず、

力を余し高校野球を終えることになり、立ち上がれないほど泣き崩れた。

 

ちなみに

この時の名門・PLの監督は私と同い年で当時30代だった藤原監督。

 

そして今年、PL監督に就任したのが、41歳の川上監督。

またしても私と同い年のようだ。

 

私が野球に物心がついた時のスター・桑田、清原のいた

あのPLの監督に私と同い年の人が2度も監督になるなんて。

 

 

プロ野球キャンプの柵越え本数に意味があるの?

 

多く打てるということはその素質があることの証明にはなる。

 

しかし

本数自体で使えるかどうかはプロのレベルでは判断しない。

 

なぜなら、プロなら誰しもフリーバッティングでオーバーフェンスする

方法は知っているからだ。

 

キャンプでの練習では、

それぞれが課題や確認事項をもって取り組んでいる。

それぞれのタイプにより、自分のためになる練習をしている。

 

ファールを打つ練習、逆方向へ打つ練習、どこまで引きつけて打てるか、

体重移動重視、狙ったところへ打つ練習、強振して飛ばす練習、

など。

 

したがい、柵越え本数はマスコミによる話題作りにほかならない。

 

昔、篠塚はフリーバッティングでは誰よりもフェンスを越えていたと聞く。

イチローも然りだ。

 

しかし、この2人はアベレージヒッター、コンタクトヒッターであり、

シーズンのホームランは少ない。

 

別の話では

ある年のキャンプで、

それまでファンが求めるONの姿に程遠い原が

いきなりフォーム改造によりフリーバッティングでのホームランが増えた。

シーズンに入っても開幕戦で2ホーマー。

ついに原が覚醒したか。と思われたが、シーズン通しての爆発はなかった。

 

どちらもフリーバッティングの柵越え数は意味ない例だ。

 

また、高校野球の通算ホームランというものがある。

 

今は、誰がどのくらい打って1番なのか知らないが、

私が小さい頃は、元・西武で浦和学院の鈴木健が長くこの記録を持っていた。

 

この数が、練習試合を含む、すべての試合であり、

したがい、その数もあくまで申告によるものとなる。

 

また、試合数、試合のレベルも大いに変わることから

やはり意味のない数字だ。

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