毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

道具が良いのでトレーニングなんかいらないという野球選手

チーム対チーム、1対1の球技において使用するボールを持ち込むものはない。

全ての競技は主催者が用意する。

 

主催者が用意するのはどの球技でもボールだけだ。

他の道具は自前のものを使う。

最も使う道具が少ないサッカーとラグビーで用意する道具はスパイクだけだ。

ラグビー選手もスパイクには気を使うが、サッカー選手は直接、常に、スパイクで

ボールを扱うのでここにはこだわる。

 

野球は道具を多く使うスポーツだから道具にはこだわるが、代表されるのはグローブとバットだ。

ただ、グローブの違反というのはあまり聞かない。

ところがバットに関しては長さ、太さ、重さがバラバラの上、選手の格によって

 

良い木が使用出来るので、質に差が出る。

このことにより違反が出てきてしまう。

圧縮バットは違反ではないものの、それが許されていたころについては差別や偏見の目が向けられてしまう。

 

最も道具を使わない陸上ではトラックもロードもシューズが命となってくる。

昨今の弾力の効いた厚底シューズによりスピード勝負が一気に増した。

明らかに道具による競技の変化だ。

選手によっては勝手に前に進む、と言っているほど。

しかも陸上は記録を競うから体裁が悪い。

 

同じくタイムで競う水泳もかつて高速スーツによって、そういった現象が起きた。

水泳はすぐに廃止にした。

 

シューズにしか手を加えられない陸上では体を変化させようと、ジョイナーはステロイドに

手を出したとされる。

ジョイナーの世界記録は35年も破られていない。

ベンジョンソンは世界記録と金メダルをはく奪された。

 

女子100mの世界記録はどの大会でもはっきりと口に出されることはなく、比べられることもない。

ジョイナーの名前を出すこともはばかられている。

野球でもボンズ、マグワイア、ソーサといった大打者のホームラン記録は口はばったい。

 

どの競技もボールは指定する。

シューズはサイズがあるから、自分に合ったものを選ぶのは当然だろうが、

バットやラケットは指定でもおかしくはないはず。

最初からそういうルールなら誰も変に思わない。

野球情報メールマガジン

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP