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トップランナー

野球、サッカーと

世界から差をつけられていた(いる)スポーツの中から

海外で活躍する選手が出てきた昨今。

 

一方で、

かつては日本のお家芸と言われる競技が追い越されている昨今。

 

ただ

野球にしてもサッカーにしても

劣っているところから数える程度の人が、海外へ出て行ったというだけで

全体のレベルで言えば、まだまだ追いついてはいない。

 

WBCで日本は2連覇しているが、

日本の野球全体が世界一のレベルというわけではない。

 

柔道や相撲という競技は日本人の実力者が

世界と比べて少なくなった。

 

マラソンも昔は、

いつも世界で勝負できる選手がいたように思うのだが、

最近は奮わない。

 

しかし、振り返ってみると、

男子ではオリンピックで優勝した選手はいないから

実は、マスコミに踊らされて過度の期待と過大な評価を

刷り込まれていたのかもしれない。

 

そのマラソン。

 

日本人は瞬発力勝負の短い距離では、

骨格、体格で黒人にはかなわないので

長距離に活路を見出すしかない。

 

長距離も足が長く、生まれたときから自然と鍛えられ、

身体能力に優れるアフリカの選手の台頭に席巻され続けている。

 

箱根駅伝でスターになる学生ランナーも

卒業後のマラソンでは

「あーあんなに騒がれていた選手なのに、トップのレベルでは

こんなものなのか」

ということが続く。

 

しかし、私が子供の頃、

世界一のランナーとして認識されていたマラソン選手がいた。

 

瀬古だ。

 

瀬古は

出場するマラソンを全部勝ち(でも今思うと日本のレースばかりだったな)

ロスオリンピックでは優勝候補筆頭と報道されていた。

 

このロスで

金メダル確実とされていたのがマラソン・瀬古と柔道・山下だった。

しかし、瀬古はまさかの失速で二桁順位。

 

子供の私はショックでショックで・・・

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