声の連携についての基本を記した。
2023-5-14 フライは外野手優先 内野手は声が聞こえたら避ける
外野の間に飛んだフライもこれが基本となる。
外野手は、センターには技量の高い選手を置くことが多い。
外野手3人の中で、一番うまいのがセンターというケースが多い。
少なくともセンターが一番ヘタというチームはまずない。
外野の間に飛んだ打球は、センターが捕れると判断したとき、捕る意思表示の
「OK」や「オーライ」や「ガリッ」を声掛けし、声がない場合は、
レフト、ライトに任せたときと約束事を決める。
新庄がセンターを守る時は、外野守備陣の中で新庄が常にプレーの中心におり、
新庄優先の守備陣形を敷いていた。
新庄が捕れる時は、他の2人の外野手は、遠慮するという取り決めだった。
ちなみに、フライを捕る技術として内野はフライが高く上がる。
見ながら追っても上から落下する。
外野は遠くへ向かって飛んでいく。
追いつけると思った打球がさらにその先へ行くことがよくある。
だから、見ないで落下点と思われるさらにその先まで飛んでいく可能性を頭に入れて、
先を目指して全力疾走して、落ちてくるだろう時間にボールを見つめ直す。
これが外野手の技術。
ゴロの時は誰が捕るかを認識させる掛け声は発するが、自分が捕る掛け声を発することはほとんどない。
セカンドへゴロが飛んだ時、周りがセカンドという事はあってもセカンド自らが
「ガリッ!」などと言うことはない。
バントなど緩い場合に、野手が重なる危険を避けるために捕る意思を示す掛け声を発することはある。
また、間に転がった打球を後ろの野手が声を出して捕る意思を示すことがあるくらいか。
フライは上を向いているため周りが見えなくなるので誰が捕るかを発することで
重なることを避ける。
また、内野と外野の間に落ちそうな場合と同様のフライがもうひとつある。
それも前述のような基本の掛け声がある。