「皇后盃 第34回全国女子駅伝」
最終9区10キロを任された大エース・鈴木は、
トップから1分37秒、4位でタスキを受けた。
トップの京都のペースが上がらないので
2位兵庫、3位群馬に注目がなされ、
この2チームが驚異の追い上げかと思われたのだが、
それもあっという間、主役の座を一気に鈴木が奪って行った。
ただ追いついただけでなく、さらに差を広げ、独壇場だ。
1分37秒の差を10キロで逆転という歴史的レースと解説者も紹介していた。
だが、意外なことに鈴木は区間2位だった。
エー!
小川が最多勝を目標をしたことに相手を見誤っていると記した。
その内容は2016-01-12 のコラム内容だ 。
一方、大谷は目標を、リーグ優勝、日本一としていた。
「大谷 体重100キロ到達!ダル助言で1日6、7食「凄く勉強になった」」
プロは、チームの勝利より個人の成績を優先することは
仕組みからして仕方ないこととはいえ、
大谷の発言こそ目標とすべきことだ。チームが勝ってこそ野球だから。
ダルビッシュが入団後、
食事、サプリ、トレーニングで体を大きくしてきたように
大谷も同様の道を行っている。
理由は、球に力を加えるため。
体重を増やしたことで失うこともあるが、高みを目指すには、
増量を選択した。
「東福岡 強さの秘密は…部員280人によるし烈な競争」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160112-00000108-spnannex-socc
本当に280人の部員数というのはすごい。
この中で、実力ごとにチームを分け、入れ替えも行っているという。
高校の部活動という域を超え、サッカービジネスだ。
私が以前から強くするための方法として言い続けていることは
まさにこの記事で紹介していることだ。
その内容は2014-07-15 と2014-07-16と
2014-07-22 と2014-08-04 と2014-08-05に連載した。
部員全員に同じ練習を施していては、チームは強くならない。
それぞれの実力にあった場所で練習をして成長したり、
実力のあるもののサポートに回ることで、チーム力を上げる。
その中で入れ替えも頻繁に行い、各人のモチベーションも落とさない。
各実力のチームにも指導者や専属コーチをつけ、
トップへ情報を上げる。
プロの1軍、ファームのような仕組みだ。
予算のある学校、
スポーツを強くしようと意思決定した学校のみができ得る施策とはいえ、
強くする方法はこれだ。