今回で13回目となるこの大改革の連載シリーズ。
ピッチャーは打席に立たせないルール。
アメフトのように攻撃と守備で選手を替えていいルール。
攻撃では今まで通り得点し、守備では相手の点を減点できるルール。
相手が直前にならないとわからないシークレット対戦。
反対方向への走塁。
といった新ルールを提案してきた。
前回の続きである反対方向への走塁について。
走塁は必ず左回りに行われる。
これにより、最大の理不尽である右打者不利が生まれた。
1塁に近い左打者は右打者に比べ1塁到達に3~4歩、距離が近くなる。
よく
左打者特有の打ち方とか左打者と右打者では体の使い方がちがう
などと言う。
これはとりもなおさず
左打者の背後に、右打者の正面に1塁があるからだ。
左打者が引っ張ったとき、後ろ足である左足が1塁方向へ走り出そうと
前に出る。
これにより体がよく回転しているように見える。
また、1塁側へ寄り掛かったように体を使いながらも
流し打ちすることもでき、当てるだけで三遊間方向へ打球を飛ばす
打ち方もよく見る。
これをやると
技ありとかうまいとか評されるが、右打者が3塁方向へ寄り掛かったように
打つと投手に崩されたという印象が残り、かっこ悪く映る。
右打者でこのように打っているのは内川を思い出す。
そのため私は、左打者のような体の使い方をしたら
打撃技術や打率や球の捉え方は変わるのではと思い、
3塁方向に走るつもりで打ってみようと考えたことがある。
しかし、
実戦ではなかなか打ったら1塁へ走らなければ、あるいは
1塁へ早く到達したいという気持ちが働き、うまくいかない。
だから
反対方向への走塁を取り入れたら、
左右の打者でその結果はどう変わるのかとても興味深い。
次回へつづけよう・・・