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野球賭博だのって言ってたけど

鬼の首をとったかのごとく、大騒ぎしたが、下火になったのか。

顛末は、どうなったのか。

これからなのか。

 

だいたい

こういう不祥事が起きると、一斉に謗り、マスコミのごちそうとなる。

 

これに呼応する人もたいていは

ねたみだ。

 

こんなの福田の個人の資質にすぎない。

 

プロの野球選手が、野球を対象にして賭けをしたというのは間抜けだが、

黒い霧にしても相撲にしても八百長が問題になった。

福田は、八百長には関わっていないとされている。

 

これは、勝ち負けを賭けただけ。

 

野球ばかりをやってきて、プロの世界に入り、いわば、虚構とも言える世界で生きてきて、

現実と華やかさとのギャップに神経がついていけていない部分があるのだろう。

 

 

自律できないのだ。

 

 

自チームの勝ち負けにも賭ける間抜けさは、

判断能力というか人格というか感覚というかあきれるが、

かえってそんな資質だから思わず手を出してしまい、間抜けでかわいらしいやつとも思える。

 

賭けによる反社会勢力の跳梁につながること。

スポーツ界がその世界とのつながりが絶えないこと。

八百長へと発展してしまうこと。

が問題になる。

 

注目すべきは、福田は賭けに負けているということだ。

 

負けているということは、八百長行為をした可能性は低くなる。

 

たとえば、

本人が自チームの負けに賭けたとしたら

味方選手の足を引っ張るような行為があったかもしれない。

 

一方、

自チームの勝ちに賭けたとしたら八百長も何もないだろう。

何かできるのなら、賭けと関係なく日頃からすべきことだ。

別の場合は、相手チームに不利になることをするということか。

怪我をさすべく働きかけるとか。

こうなったら犯罪、重罪だ。

 

しかし、それなら

賭けに関係なく、普段から誰かがやりそうなものだ。

 

どちらにしても賭けに本人は負けているそうだから、

結局は、自チームに対しても他チームに対しても何もしなかったと捉えることができる。

 

麻雀と変わらないし、この程度の賭け事日本中に五万とある。

昔、東尾が麻雀で書類送検されている。

それでも、監督までやっている。

 

プロの野球選手が、野球を対象にして賭けをしたということが間抜けであり

恥知らずではあるが、金額だって大したことはない。

 

コミッショナーが激怒したとも伝えられたが、

本当に怒っているわけではなく、世の中に対する体裁にすぎない。

 

かつて

ナベツネは、「たかが選手の分際で」と発言して、大いに反感を買った。

ナベツネに限らず、この意識は、コミッショナーサイドは皆もっている。

野球選手の資質なんてこの程度と認識しているということ。

 

私の大先輩にある名門社会人野球の野球部長を務めた人がいるが、

当時、大物として注目された高校野球選手が入社、入部してきた。

 

今では、1流のプロ野球選手になっている有名選手だが、

「○○(その選手の名前)なんて、社会常識0だったよ。」

と言っていた。

 

長くなったから、またつづけよう。

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