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究極の技

九州場所がはじまっている。

今場所は白鵬の32回目の優勝と新関脇逸ノ城に注目が集まる。

 

白鵬は3日目の取組で立ち合いから一気に攻め込まれ

危うい場面があった。

 

土俵際、俵に足をかけたところで相手と胸が合い、

体のでかい白鵬は耐えることができ逆転のすくい投げで勝ちを拾った。

 

相撲に俵というものがなければこの取組、

白鵬が確実に押し出されていた。

 

相撲の枠が俵でなく、線でまるく引かれていたら

足がかかることなく、残せず押し出されることが多くあるはずだ。

 

この俵があるおかげで

ぎりぎりで残したり、逆転があるので競技として面白みが増している。

 

この俵のおかげ(せい)で

押し相撲の力士は勝ちきれない。

出世するには組み相撲でなければならなくなるのだ。

 

北勝海、曙は押し相撲だったが、組んでも勝負になった。

 

押し相撲は立ち合いから押し込んでも俵に足をかけられると

押し切ることができないことが多くある。

 

逆に組み相撲は立ち合い押し込まれても土俵際で耐え

組んでしまえば逆転できる。

 

この日の白鵬がまさにその一番だった。

 

組み相撲は俵が関係ないわけだ。

投げ技は土俵中央でも決まるし、

寄って行ってもまわしをつかんでいれば土俵際で相手に耐えられても

時間をかけて外へ出せる。

 

相撲は組み相撲ができる力士ほど有利であり、

組み相撲は体格が大きい力士が得意とする。

 

その組み相撲の中でも究極の技といえるものがあるそうだ。

それを32回の優勝を目指す大横綱・白鵬は極めようとしているそう。

 

それは・・・

そして同じく組み相撲で頭角をあらわす逸ノ城は・・・

 

つづけよう。

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