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有馬ウィーク

今週は有馬ウィーク。

 

競馬といえばダービーのことだが、

開催時期がその年の締めであること、

その年の日本一決定レースであること、

ファン投票によること、

など条件がそろっているので馬券売上や観客動員は1番のレースでは。

 

そして有馬記念はその年の締めくくりになるのでここを引退レースにする名馬が多くいる。

そして数々の印象に残るレースがあった。

 

オグリキャップのラストラン。

 

今に続く競馬人気を起こすきっかけとなったアイドルホースのラストランで

そのスターたる存在にふさわしいドラマを演出した。

しばらくこの余韻は日本中を覆い、女性ファンを一気に増やした。

 
あっと驚くダイユウサク。

 

マックイーン鉄板と思われていたこのレースでブービー人気(たしか)

のダイユウサクが決め手をフルに生かした出し抜けをくらわした。

みんな唖然とした。

 

トウカイテイオー奇跡の復活。

 

1年のブランクを経ていきなりこのオールスターレースで復活を遂げた。

天才トウカイテイオーにしかできない復活の芸当だった。

 
ナリタブライアン4冠達成。

 

私が今だに一番強い馬と思っているナリタブライアン。

ブライアンならディープには3馬身ちぎるだろう。

オルフェには負けるかも。

そのブライアンの4冠達成レース。

真っ向勝負で負かしに行った2着ヒシアマゾンも見事だった。

 
マヤノトップガンの逃げ。

 

ブライアンが復活できず、菊花賞馬トップガンが逃げ切ったこのレース。

まさかトップガンが逃げるとは。とレース後みんなが言っていたが、

鞍乗田原成貴は「さんざん逃げるって言ってたのに」と言っていた。

 
サクラローレルのリベンジ。

 

ブライアンに匹敵する強さをもっていたローレル。

あのたたきつけるフットワークが好きだった。

前走天皇賞で脚を余して負け、境調教師が横山に

「最高に下手な乗り手」と激怒し、そのリベンジを果たす圧勝だった。

 

王者テイエムオペラオーの底力。

 

この年向かうところ敵なしのオペラオーがこのレースで後方につつまれたまま

直線出られなかった。

絶望的な位置から開いたスペースを一気に突き、前行く馬をまとめて差し切った。

その王者の意地と底力はかっこよかった。

 
9.11の年にマンハッタンカフェ。

 

同時多発テロが起きたこの年。

アメリカがらみの人気薄二頭が1,2着で話題になった。

マンハッタンカフェとアメリカンボス。

私の知人が9.11が起きたからアメリカ馬券だと言って的中させ、

数百万儲かったことをよく覚えている。

 

オルフェの8馬身差引退レース。

 

昨年のこのレース引退レースで8馬身の驚き。

このレースを見て、長くブライアン好きだった私も

オルフェの方が強いかもと思わされた。

昨年のこの時期は円熟期に入った感がする。

やんちゃさが薄れてきたので

今年も走っていれば、もっと伝説の名馬になっていたはずだ。

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