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錦織

錦織がウインブルドン16強入りした。

 

安定して成績を残し、今や世界中のテニスプレーヤー、テニスファンに

知られるほどのトップ選手になりかけている。

 

なりかけているという表現は、本当にトップ選手というには、

グランドスラムタイトルのひとつをなんとか獲ってからという意味だ。

 

たやすいことではないが、

そうすれば名実ともにトッププレーヤーということになる。

 

とはいえ

グランドスラムの中でも

最も権威と品格があるウインブルドンで16強入りしたことは

第一報を聞いたとき、

「えっ」

と驚いた。

 

体格が大きくない中で、

世界のつわものにひけをとらない戦いを見せてくれている。

 

そしてウインブルドンでの16強入りは十分がんばっているし、

称賛されるべきことだ。

 

最近は自分と体格が同じくらいで

世界のトップとして戦ってきたマイケルチャンに教えを請うているそう。

 

マイケルチャンといえば、

私が小学生か中学生くらいに中国系のアメリカ人として

小さいながら活躍していて日本人にも人気があったプレーヤーだ。

 

4大大会で勝つには経験が必要だと思われる。

 

コートの状態、気候、雰囲気、コンディション調整と

経験してみないとわからないことが多い。

 

この経験を重ねたうえで相手を研究し、さらにベストの状態で臨むことが必要となる。

 

5月の大会では世界のトップであるナダルと対戦中、怪我で棄権している。

この影響で全仏オープンは初戦敗退している。

 

体格に劣る日本人は

戦術で対抗し、コンディションを頂点にもっていくという

すべての競技に共通する課題をクリアしなければならない。

 

今回のW杯の日本も

慣れやコンディションがベストに持って行けてないことが一因であるはずだ。

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