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横綱推挙に異議申す

白鵬が通算33回の優勝を全勝で決めた。

 

私は両国を車で通ることが割と多いもので

先ごろの場所中は多くの人と盛り上がりを感じられた。

 

その勢いで国技館近くの野見宿禰神社へ行ってきた。

 

野見宿禰とは

日本書紀に登場する相撲の発祥とされる戦いを

当麻蹴速と相対し、腰をへし折り勝ったとされる人物だ。

 

その野見宿禰を祀った神社が両国にあり、

毎年、横綱が奉納土俵入りを披露するとのこと。

 

その横綱だが

今、在位している白鵬、日馬富士、鶴竜では差が開きすぎている。

 

初場所では

鶴竜は平幕相手に引いて負けている。

日馬富士は軽量なので好調だと思っても取りこぼし、

後半には優勝争いから脱落する。

 

この両横綱とも平幕に簡単に取りこぼす。

 

白鵬は昨年、平幕に負けたのは高安のみ。

通算の金星供給も大横綱・大鵬、千代の富士と比べても

圧倒的に少ない。

 

横綱昇進は2場所連続の優勝か、それに準ずる成績で

審議にかけられることになる。

 

しかし、この推挙の仕方では真の横綱が生まれないことが

はっきりした。

 

白鵬との対戦成績を縮めてから昇進しなければ、

同じ横綱という名にもかかわらずその差が開きすぎてしまうのだ。

 

今の状況からすると

横綱は白鵬一人。

日馬富士と鶴竜はせいぜいが大関。

大関陣はそれより下といった番付だろう。

 

なにも実力や成績で言っているだけではない。

平幕に引いて負けたり、必ず取りこぼすのでは

横綱という名はおかしいのだ。

恥ずかしいだろう。

 

横綱審議委員会の不手際でもあるが、

鶴竜はもう引退した方がいい。

 

その理由を次回展開しよう。

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