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タイミング外れた時のバッティング技術

打者がタイミングを見誤った状態は、泳ぐ、つまる、と表現する。

早い場合が泳ぐ、で遅い場合がつまる。

だから他にはないだろう。

あったとしても同じ意味だ。

 

タイミングが合っていないのだから打者としては意図したバッティングにはならないはずで、

そうなると結果は良くないことが多くなるはずだ。

 

ただ、打者はいつもいつもタイミングばっちりで打つことの方が少ないので、あらかじめ

泳ぐ場合やつまる場合もあり得るとして、バッティングするものだ。

実際に、つまることはいやじゃない、と言う打者もちょいちょいいる。

 

つまる、というのは打者側にとって印象に悪い。

一般的な印象ではピッチャーの勢いに負けている、というものになり、

それはピッチャーの技術についていけてない、とかピッチャーの実力が勝っている、とか

どうしようもない、とまでのインパクトになってしまう。

 

だから打者としてはつまることは嫌というのが多いものだ。

それでもつまることが嫌じゃないという人は、つまった場合の対処法を調えて置き、

外野の前に落とすとか、内野安打にする、とかファールにする、といった技術を磨き、

つまることを恐れないことで狙い球を絞ることができるようになる。

 

つまった場合、飛距離は出ないものだが、元々の飛距離を持った打者はつまっても

ホームランにしてしまう場合がある。

もともと、150メートル飛ばせるような打者はバットを折ってもホームランにしてしまうことがあるのだ。

 

これに対して泳いでホームランにするのは何もホームランバッターだけではない。

泳いだ場合は飛距離が出ることがある。

 

大谷がWBC本大会前の日本での試合で打った、泳いでのものは

「あの球が一番飛ぶから」

と言ったそうだ。

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