今季、日本でも採用の頻度が上がると思われるオープナーという制度。
オープナーという仕組みは中継ぎが短いイニングを先発するということだそうだが、
これに派生した形で短いイニングを、例えば右打者に対して右ピッチャーをまず充てるとか
左に左を先発で充てるという戦略が考えられる。
ワンポイントリリーフがいきなり先発になった形なわけだ。
他には、中6日待たずに、3,4日でローテーションピッチャーが短いイニングに先発することも
考えられる。
短期決戦には見られる戦法だ。
日本シリーズではエースが先発で2度登板して、優勝を決める試合に抑えで登場したりする。
楽天が日本一になった時の田中の起用法だ。
もしくは、7試合のうち3試合に先発したりする場合もある。
これの別バージョンとして、エース級を毎試合、数イニング先発させて試合を作らせるとか。
なにも先発だけでない。
中継ぎに力があるピッチャーを回しても良い。
つまり、先発ローテーションピッチャーが中盤から登場するのだ。
実際にクローザーは力のあるピッチャーが勝ちゲームを年間50試合くらい登板して
確実にものにしていくために採用された戦法だ。
セットアッパーも同様に実力が高い一流のピッチャーが担当している。
江夏出現までは、とにかく先発に力があり、そのピッチャーが完投する戦い方で、
中継ぎ以降は力の劣るピッチャーが出てくるものだったと思われるが、
南海で監督を務めていた野村が江夏を抑えに起用した。
トレードで辱めを受け、そのうえ先発さえもはく奪され、
これ以上、恥を受け入れられない江夏は断固拒否したが、野村の「革命を起こせ」のことばで
抑え転向を受け入れたとされる。
相手打線やピッチャーの適所を考えての起用ということで言えば、
かつての10.8決戦はそういう起用だった。
巨人は3本柱を全て投入。先発に槙原、2番手斉藤、抑えに桑田。
槙原の調子が上がってこないと見れば、すぐに斉藤を投入して立て直し、リードした終盤は
桑田が締めた。
なぜ先発ローテーションピッチャーに力がある選手を置くのか。
その理由とさらにオープナーについては明日以降へ。
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