幼少期や成長期にバットの使い方や打球の飛び方を知るには効果があるのだろう。
ミートポイント、タイミング、体の使い方、センター返しと右打ち、打球の回転を確認はできそうだ。
でも身についてしまったら、本当にしょっちゅうやる必要があるのだろうか。
プロは試合前にバッティング練習をする。
高校野球でさえ、たいがい試合前に自前の練習場へ集まってバットを振ってから
球場入りしたりする。
フリーバッティングをする機会があるのに、ペッパーをやる必要があるとは思えない。
高校野球は試合前、ランニング、キャッチボール、ペッパー、ノックといったところが
ウォーミングアップに用意されている。
ランニングは体を動かすのに全てのスポーツの基本だし、走るという動作がルールの中に
組み込まれているのだからやるのはわかる。キャッチボールも同様で、肩をつくらなければいけない。
ノックは、グラウンドの状態を確認するためにも試合前に必ずやりたい。
ペッパーは意味あるのだろうか。毎日、打つ練習をしていて、今更ペッパーで確認することがあるのか。
振る体を用意すると言う意味では素振りの方が効果があるように思う。
自転車にブランクがあっても乗ることができるのと一緒だ。
従来あるものに疑問を抱かず、繰り返す、いかにも日本的な方法に思える。
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