先日のプレミア12でピッチャー陣は13人。右が8人で左が5人だった。
先発要員として山口、岸、高橋、今永あたりを中心に回し、
後半3イニングが甲斐野、山本、山崎の右3枚という戦略となっていった。
左は今永の先発以外は皆基本、中継ぎ要因であり、大野が長ければ回マタギ、
田口も回マタギがあるかないか、中川は長くて1イニング程度、嘉弥真はワンポイント
といった感じだった。
代表戦は、たった13枠を日本中のピッチャーから選んでいいわけだから、こういう
適所で力を発揮してくれるピッチャーは選び放題のはずだ。
本当にベストメンバーを選ぼうと思えば、エースを引っ張ってくれば
事足りるということにはなる。
大谷、菅野、ダルビッシュ、田中、前田、千賀、則本を選出できれば豪華投手陣だ。
それにしても右ばっかりだな。
日本のエースは右が多いということか。
それは、右利きが人口割合から言っても圧倒的に多いのだから当たり前と言えば
当たり前だ。
逆に、好打者は左が多い。
左打者の方が一塁へ近いから多くなるのも当然と思えるが、それでも右利きの方が
本来多いはずだ。
だが、打者は後天的に左に変えられる。特に、イチローや松井の出現から右打ちを
左に変えることが一気に増えた。
左打ちは作れるが、左投げはつくれない。
先ほど並べた一流投手陣に代表戦を勝ち抜くことを考えれば、
左ピッチャーも欲しいということになろう。
先発はあの投手陣で充分なので対左打者用のピッチャーだ。
そして、左利きの数が少ないうえ、野球は左打者有利になっているのだから、なおさら
左ピッチャーが貴重になってくる。
明日へ
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