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ユニフォームの着方 マルティネスが昔のスラっとタイプ

先日見掛けた日本ハムのマルティネスが身に着けるユニフォームは今では見ることのないスタイルのものだった。

それは、ズボンの事なのだが、今のプロ野球選手の下は、緩いタイプの物を地面に引きずるほど

たるませることが多く、または小柄で俊足タイプがよくやる裾を上げるスタイルが多い。

裾を上げるスタイルはオールドスタイルとか、クラシックスタイルとか、韋駄天スタイルと

呼ばれるものだ。

 

マルティネスの身に着けていたものはスラっとしたタイプで裾が足首当たりまでのものだ。

このスタイルだと20年以上前のタイプだ。

今、このタイプの選手は見掛けない。

 

野手は機敏な動きをするために、今主流のダボっとしたタイプはどうにもプレーにプラスにはたらく

とは思えないのだが、

今、盗塁王を争う周東、西川、和田は皆、引きずるように履く。

近本、増田、堂林、大島もそうだ。

 

クラシックスタイルはイチローのスタイルとして有名だが、

イチローも日本で活躍していた頃やMLB前半は裾を伸ばしていた。

それがある時、気分転換で裾を上げてみたところ何か軽いと感じた。

今更、それに気づくなど恥ずかしいのだが、それ以降、クラシックスタイルを通したと

記憶している。

 

ピッチャーはピッチングが良ければそれでいいので、機敏性はさして求められない。

しかも、緩い方がピッチングという同じ動作を繰り返すにはいいかもしれない。

さらに、脚が土に擦れるので、なるべくダボっと保護するタイプの方がいいとも聞く。

それなのにマルティネスは時代と逆行スタイルだ。

 

最近、見掛けただけで今季の前半までは緩いスタイルだった。

何があって、着こなしを変えたのだろう。

しかも、ストッキングも履いている。

今は、ソックスとストッキングを2枚履きするスタイルではなく、1枚で履くようになったのに、

2枚で履くなど、30年近く前の古い着こなしだ。

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