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佐々木朗希デビューⅡ

高校生はドラフト1位すら投資であり、青田買いの部分がある。

将来のスターとして獲っている。

即戦力などとして獲得することはない。

 

即戦力が必要なら計算できる大卒か社会人にすればいいだけだからだ。

佐々木や奥川のような選手は、チームのみならず野球界の星であり、将来の日本の野球発展のために

子供たちの憧れとなるような選手にする責任が獲得した球団にある。

だから、安易な登板で潰すわけにはいかない。

逆に大卒や社会人はだめでも、他がいる。

貴重性は高卒の方がはるかに高い。

 

大谷獲得のために、ピッチャーも打者もやっていいというウルトラCを繰り出した栗山も

言ってみたはいいものの、その起用法には神経をすり減らした。

栗山のやり方で、球界の宝をつぶしはしないか、成長を阻害しないか、ちゃんとスターに育てることはできるか、

と苦悩を重ねたことだろう。

海外へ渡り、手を離れたことでホッとしている部分があるはずだ。

大谷の兼任方針は成功かどうかわからない、と言っている。

 

高卒ドラフト1位には10年とチームを支えてもらいたい。

佐々木程の選手はそれにとどまらず、球界のスーパースターになる存在だ。

ピッチャーは故障と背中合わせだが、高卒でも野手はすぐに使ってもいい。

野手は大事にというより、経験の方が本人のためになるからだ。

だけど野手はレギュラーがある。毎試合、さほど変わらない選手たちで戦う。

だから、そこに入っていくのは容易でない。

ピッチャーは仕事場が多くある。

毎日は投げられない先発ピッチャー、ワンポイント、セットアッパー、クローザー、敗戦処理など

何枚いてもいいくらいだ。

その反面、壊れたら終わりという繊細さを持ち合わせる。

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