毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

プロ野球開幕 2020

やっとこさ、プロは開幕にこぎつけた。

室内でやるプロがやるのだから、甲子園も何とかやる方向へ転換できないものか。

まだ、本気になれば間に合うだろうし、情勢は刻刻と変わっている。

ここは、商売との違いか。

 

テレビから伝わるプロの公式戦。

観客がいない方が、余計な音がなくてすごくいい。

この生の音が入る試合は遠い世界のイメージもあるプロ野球、それはエンターテインメント性があるからなのだが、

身近な高度な野球をのみ伝えていると感じる。

 

開幕戦、阪神はピッチャーとキャッチャーを除く、7人中6人を左打者が顔を並べた。

先発ピッチャーが分かっているのだから、当然相手に合わせた打線を組むべきで、

好打者でも右対右、左対左になると、打率は落ちるのだから、こういう起用こそが

勝利に直結する。

この戦い方を徹底するチームはまだいない。

 

巨人は、左打者の吉川が、左のセットアッパー岩崎からホームランを打った。

これは、打ちにくい左ピッチャーからならではの最高にうまい打ち方だった。

巨人はリードした8回に左ピッチャーの中川が登板。

阪神は、9回を頭に入れ、左の1,2番をそのまま打席に送った。

 

巨人は最終回、抑えのデラロサが登場で阪神は、左打線で勝負の図式。

そこで、巨人は先頭の右打者にヒットを許した時点で、左ピッチャーへ代えていいはずなのだ。

そこは、クローザーの役割にこだわる野球、選手の気持ちを慮る野球で、本来の最善策をとるチームがない。

最終回は、シフトを敷いていたがための5-6-3の珍しいゲッツーで巨人は盛り上がっていた。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP