中日は打率、ホームラン、打点、得点でリーグ最下位だ。
20本以上打った日本人選手が2010年以来、出ていないらしい。
ただ、ヒットの数は特別少ないわけではないので、フォアボールが少ないということになるのか。
打ちに行ってボール球に手を出す。攻撃のバリエーションが打つだけ。ということか。
慢性的打撃力不足がチームの課題だから、外国人3人がラインアップに顔を連ねている。
4日の横浜戦では、右ピッチャーの井納を相手に、7番には外野手で右打者の福田を入れた。
予告先発で右ピッチャーが来るとわかっているのに、なぜ、7番という打順に右打者を入れるのか。
左打者の外野手など、2軍にもいるだろう。
中軸なら相手ピッチャー関係なく、使うということになろうが、7番打者で常時出場のレギュラーでもないのに
しかも外野手で、わざわざ右ピッチャー相手に右打者は戦略として無策だ。
守備だって、うまい選手はいよう。
おそらく、最近の調子や横浜スタジアムとの相性で使われているのだろう。
相性で言うならば、右ピッチャーには左打者、左ピッチャーには右打者を、という発想の方が
絶対に有効だ。
指摘されないが、このオーダーを組んだ時点で監督のミスだ。
プロの野球では、終盤になると、左打者には左ピッチャーを充て、左ピッチャーが出てくれば、
右打者を送るなど、ワンポイントや左殺しなどワンアウトを獲るのに、
出塁するのに、シビアに選手起用をする。
この場では何度も記しているが、オープナーやブルペンデーなどの戦術が登場し、
これからは、もっとこういう適材適所への細かい起用が顕著になっていくはずだ。
序盤から9イニング、27アウトをどう獲るか、どうやって、点を獲るのに有効か、
にもっと選手起用に神経を働かせていくことになる。
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