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プロ野球選手とは野球がうまい人のことを言わない

プロというのはその分野で最高峰に熟達している人という意味だろう。

野球のプロと言えば野球がうまい人と当然連想する。

 

と思って、プロの現場を見ていると遠くに飛ばすだけ、という選手がいる。

飛距離はまごうことなく熟達しているが、その他のことはアマチュア以下という選手だ。

 

長距離砲にはこのタイプは多く、捕っても、投げても、走ってもアマチュア以下、

走るだけならその辺の素人以下という選手も珍しくない。

 

これが野球のうまい人か。

 

長距離砲に限らず、野球の要素である、打つ、捕る、投げる、走る、の全てで

支配下登録70人×12=840人、野球人口のうちのトップ840にすべて入るという

選手の方が珍しいということになろう。

 

プロは野球がうまいからではない。

野球をやって飯を食う人たち。

 

プロのあるホームラン打者を9人コピーして作ったチームと

アマチュアのセンスのある良いピッチャーを9人コピーして作ったチームでは

アマチュアのチームが勝つだろう。

 

プロが野球にうまいとは限らないという立証。

そして野球はピッチャーだという証左。

 

団体競技では当該チームの効果が最高になる人材がプロ。

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