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水を刺すようでと言った野村など今週の出来事

野村謙二郎氏が見た黒田 負けられない状況で立派だった立ち居振る舞い

 

 

この試合をライブ中継で観ていて、驚いたことがあった。

 

黒田が老練のピッチングを見せ、

実況のアナウンサーと野村以外の解説者が賞賛する中、

内野ゴロに打ち取った瞬間、野村が突然、

 

「水を差すようで悪いのですが、」

と言いだすのだ。

 

続けて、

「黒田のマウンドでの間合いが長い。どこかに異変が生じて

いなければいいんだが」

と言った。

 

実況も他の解説者も突然ナニ言いだすんだという雰囲気になり

一瞬沈黙となる。

 

思ってもいない発言に実況はどう続けていいかわからない、

他の解説者はどう答えたらいいかわからない、

という次の瞬間、ピッチングコーチがマウンドへ駆け寄るのだ。

 

野村が発言した直後、

マウンドへピッチングコーチが黒田に問いかけに行ったということ。

 

ピンチでもなんでもない場面であり、

わざわざコーチが行くようなタイミングではない。

 

間合いや雰囲気で黒田の異常を感じ取った野村の観察眼には驚かされた。

 

昨年まで現場で指揮を執っていた野球人には

こんなことまでわかってしまうのか。

 

 

東海大四・大沢“先輩直伝”の超スローボール!昨夏は騒動に…

 

 

もういいから。こんなの。

 

こんな球、勝負になんの影響も及ぼさない。

ボール球が一個増えるので、

ピッチャーは自分で首を絞めているくだらないプレー。

 

こんなので騒いでいるようでは、日本の野球の程度の低さ。

 

 

浦和学院が県岐阜商に勝利し準決勝進出

 

 

今大会もっとも評価の高い投手だった高橋。

 

準々決勝のこの一戦は2日連続の連投となった。

 

終盤大量点を許すが、

明らかに、ボールに威力がなくなっていた。

連投により高橋はもう投げられなかったのだ。

 

今後この影響が出ないことを願うばかりだが、

必ず影響はある。

 

肩、肘は理不尽な動きである投球という動作をすれば

異変が生じるのだ。

やればやるほど蓄積されていく。

 

監督はビジネスなので勝たなければならず、

エース温存という決断ができない。

 

選手も勝ちたい気持ち一心となり、故障のことなど

毛頭ない。

 

野球はピッチャーで決まるので、

エースの力があるほど

そこで崩れれば、勝負ありとなる。

 

この甲子園大会のシステムは日本一を決めるシステムか。

 

ワンマッチなら県岐阜商が勝つかもしれない。

しかし、トーナメントとしてチーム力が問われることが真の強いチーム

ともいえる。

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