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ギリギリに張りつめるアスリートの体づくりⅡ 短い時間に最大の筋力を使う

昨日、オリックス・伏見が三振した際に、足を痛めたことについて記した。

これについては、体が予想していない動きを強いられたためとした。

2019-7-8 ギリギリに張りつめるアスリートの体づくり

 

その他の理由に、

スポーツ選手として張りつめている体が負担させているということがあげられる。

陸上短距離の選手がレース中、足に異常を発してレースをやめるシーンをよく目にする。

毎日、走るための体づくり、走るための練習をしている100メートルの選手が

スタートして数十メートルで棄権するのはどういうことか。

 

これは、だらしないという話ではなく、逆に100メートルを最も良いタイムを出すために

ギリギリの体づくりをしているから起きてしまう。

 

そのレースに照準を合わせ、ギリギリの体をつくって臨む。

体力、筋力を鍛え上げ、ピリピリと今にも切れてしまうくらい

ピークに張りつめている状態にもっていき、緊張感のある中で、

瞬発力を効かせ、短い時間に最大の筋力を使うことから異常が発するのだ。

 

伏見の場合もこの張りつめた筋肉とそれを作る過程での疲労の蓄積があり、

そこへ、体が予想していない動きを強いられ、異常を起こしたということも

理由の一つに考えられる。

さらに野球選手の場合は野球選手特有の体つきのためケガをしやすい。

これについては明日へ。

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