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窮地のタダ乗りファン

最近、NPBが球場内での撮影、投稿を禁止したら、反発の声が多く上がった。

「SNSなどを通じて感動の瞬間が共有されることは、ファンの皆様にとっての楽しみであると同時に、プロ野球の魅力を広く伝える力となっています。実際に、そこから新たなファンが生まれていることを、選手も日々感じ、感謝しています」

との選手会は見解を示したが、本当に選手の多くがそう思うのだろうか。

投稿はそれを観るものがタダ乗りだ。

そこには適正、不適正と関係ない状態となる。

現場での撮影をする者は野球そのものの興奮から離れている。

どっちにしても本来の野球を観る姿勢ではないと思われる。

球場では野球を楽しめばそれでいい。

反発の声は甘やかされた観客が自分の欲求をただのサービス享受と思っているし、

甘やかされた観客と聴衆が権利を錯覚しているだけに思われる。

NPBの規定が杓子定規とされるが、選手会の見解とされるものも、

どうも深みや納得を感じられるものでなく、軽薄とありきたりな杓子定規の印象を受ける。

要はいい子ちゃんの立場を発表しているように感じて仕方がない。

権威に対抗する不遇に置かれた選手たちというつくりやすい図式にし、

世論というバックがいることにより大きな声をあげられる。

選手の中にも野球ファンの中にも撮影禁止の方がいいと思っている者が多くいよう。

ファンや観客は映像がいくらあっても利益にしかならないから反対する声はかき消される。

粗悪だろうが、良質だろうが、権利だろうが、未来だろうが、観るものはタダだから

なんの痛みもない。

歯止めがかからない。

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