今季、早くも3度目の顔合わせとなった前田対菅野。
ここまでお互い1点差の勝負で1勝1敗となっている。
最初の対戦で菅野が敗け、悔しい思いを晴らすべく
2度目の対戦ではエースの自覚をもって投げたという話をした。
その内容は2015年4月20日
そして、この二人の対戦は名勝負になる可能性があることを示唆した。
3度目の対戦もまた、1点差の投手戦となり
ライバル、名勝負のひとつに数えられることとなった。
エース同士になるなら、どちらかが回避し、
1勝をかたく取りに行く作戦があろうものの、
ここはローテーションをずらすなどということはせず、
意地をぶつけるところという意識が、両チーム、両監督にあるのだろう。
両チームの選手もエースで落とすわけにはいかない。
エースを勝たせたいと総力でぶつかり合うことになる。
エース同士の戦いというのはそのピッチングも
チームの総合力も意思が伝わり、これこそプロの勝負といえる。