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ダルビッシュによる大谷起用の本質Ⅱ

昨日からのダルビッシュの大谷評をつづけると、

 

 

大谷は高校時代から背が高いことも一因してかダルビッシュの投げ方に

似ていると思っていた。

 

すると、本人がそのように言っているようだ。

 

やはりそうだったのか。

ただ、最近の投げ方は小さくなってきているように思う。

 

昔は肩の可動域が広く、大きく投げる人がピッチャーらしく

もてはやされたもの。

 

最近は、腕の振りが体より離れると、

ボールに力を伝えにくく、バラつきが出て、コントロールもつかないことから、

最初から体の近くから腕を回す投げ方が多くみられるようになった。

 

ダルビッシュも、大谷もその傾向だ。

菊池も昨年のシーズンではそんな投げ方をしていた。

 

大谷も真似しているダルビッシュの投げ方で特徴なのが

左手を前ではなく、横へ伸ばすフォームだ。

 

これは

体が開かないためにやり、ボールの出所を打者からわかりにくくさせ

タイミングがとりづらく、さらに球持ち(リリースが前になる)をよくさせる。

田中もこれをしている。

 

MLBのピッチャーはこの投げ方を古くから行っている。

 

吉井と伊良部が海外で活躍しているとき、

海外のピッチャーは皆、グローブをはめる手は、

投げ終わるまで体の方へ引くことはしない。

と言っていた。

肩の開きをおさえ、リリースポイントを前にするためだ。

 

ダルビッシュの大谷評から脱線した。

また続けよう。

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