毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

一生懸命やるのは選手だけじゃない 観ている方にも厳しい目

www.facebook.com

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

センバツが始まっている。

同じ甲子園大会と言っても、総決算の夏と比べると、各チームには通過点のような位置づけにもなる。

したがい、負けても、ここで課題を発見することや高いレベルの野球を経験することは

夏に向けての勉強となるため泣き崩れるということは、まずない。

 

それでも、この野球に賭ける青春を応援する人が連日、球場へ駆けつけている。

また、その情熱を目の当たりにし、自分の活力にしようとも駆けつけている。

この100年にも及ぼうと継承してきた文化を堪能し、さらに後世にも伝えていきたいと

しようとしているのだろう。

 

この応援する側、つまり観戦者のスポーツを見る目を養っていくことが

こういう文化を育てていくためには必要となる。

 

今、目の前で試合が行われているのに、1球に集中しなければ試合の展開が測れない。

 

先のオリンピックではメダルや結果にばかり注目する。

選手は、何を目標に競技をしているかは、その選手次第だ。

その選手の目標を知り、ベストを尽くして欲しい。その内容を見たい。

そして、その競技特有のおもしろさを知りたい。

 

たとえば食事中に今、中華を食べているのに、あそこの焼肉がうまい。今度行こうよとかいう話をする。

目の前の中華の味がわからないじゃない。中華のうまさを堪能しに来たんじゃないのかよ。

たとえば大阪場所が開催され、今、まさにその取り組みが行われている最中なのに

裏のテレビでは日馬富士の暴行やら貴乃花やらと特集する。

これだけ、やいのやいの連日取り上げて、飽きられるというか呆れられているのに

今まさに取り組みが行われているその瞬間、その裏でまでやるかね。

せめて取り組みがなされている時は、遠慮するくらいが良識だろう。

取り組みがなされている時、裏の騒動を見る人間がいるのか。

相撲に集中しなければ、楽しめないじゃない。

 

人生を賭けてきた選手がどのようにしてそこまで至ったのか、

そしてその舞台でどのようなチャレンジをして、どうしてその結果になったのか。

その人間ドラマを見たい。

 

競技を楽しみ、その緊張を楽しみ、人間の運動能力の可能性を楽しめばいい。

その瞬間の美や戦いを堪能し、味わい、感動し、そのあとに振り返り、結果を検証する。

www.facebook.com

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP