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命を削って取り組む選手の舞台を取り上げるのは簡単でない センバツ、オリンピック

「選手だけがやりたいと言うのはわがまま。みなさんに五輪が見たい、選手が輝く瞬間を見たいと思わせないと」

というのが陸上女子1万メートル代表の新谷の言だ。

選手側からこれを言えば呑み込めるものだが、これを部外者や特に政治家が言ったら反感を買う。

五輪開催には否定の人が圧倒的だが、言い方ってものがあるから。

選手としてこの発言は謙虚な姿勢ではあるが、命を削って競技に取り組む選手にとって、割り切れるものだろうか。

 

センバツは開催される。

昨年の今の時期と今で病気の威力は変わらないか増している風の印象があるが、

実際に夏は開催し、プロ野球も大相撲もサッカーも開催され、特に屋外でのスポーツは

感染リスクは極端に低いので反対の声は聞こえない。

 

昨年の今以降、多くのスポーツを実施してきたという実績があるというのがあるし、

いつまでも同じことをしていればいいというわけじゃないという慣れや飽きもあるだろう。

昨年は感染がいわば顕在化した時期であり、未知の病原菌への恐怖から辞めておこうということになった。

今は経験を重ね、ウィルスへの知見が深まり、ワクチンがもうすぐ出来る時期だ。

 

五輪だって、開催者の対策、観客の意識、選手の意識があればできるはずだ。

一番の懸案は海外からやってくる選手と観客をどうするかということだ。

観客は制限をもたすことができるだろうが、選手はどうするか。

入国ルートからの徹底した対策でこれも可能だろう。

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